本当に綺麗になる?|エアコンクリーニングを依頼してみた

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エアコンの素人には分解は難しく内部までクリーニングするにはメーカーに依頼するかクリーニングを行っている業者にお願いすることになります。自宅に設置してある3台のエアコンの内、2台をクリーニングして貰いました。過去にもお願いした事が何回かあるのですがあまり満足出来る結果ではなかったので前回とは違う業者に依頼してみました。今回、気づいた点を書いてみたいと思います。何かの参考になれば幸いです。

目次

エアコンクリーニングの内容

今回はお掃除機能付きのエアコン1台とお掃除機能が無いエアコン1台のクリーニングを依頼しました。依頼前にメーカーに確認したところお掃除機能付きのエアコンは富士通ゼネラル製なのですがこちらは取り外して持ち帰ってのサービスしかありませんでした。脱着を含めると費用は納得出来る金額でしたが外して持ち帰っていただき再度クリーニング後に取り付けして貰う訳ですから立会に2日必要になります。1日で済ませたかったのでメーカーでのクリーニングは見送り、壁に付けたままクリーニングを行う業者に頼むことにしました。お掃除機能が無いエアコンは三菱重工製ですがこの様にメーカーが異なっても1度の依頼で対応して貰えるのはクリーニング業者のメリットですね。

持ち帰りでの分解洗浄ついて

今回、見送った持ち帰りでのエアコン分解クリーニングですが実は過去に一度行っています。この時はメーカーでこの様なサービスが提供されていることを知らなかったのでネットで検索して見つけた業者に依頼をしたのですが費用はメーカーのサービスと同等でした。そう考えるとメーカーがこのサービスを提供している場合はメーカーに依頼した方が安心ですね。実際、この時は洗浄の際に使った薬剤の中和処理不足で熱交換器が腐食し冷媒ガスが全部抜けてしまい修理(熱交換器交換)が必要になりました。滅多に無いことかもしれませんが事実なので書いておきます。因みに完全に分解して隅々まで洗浄出来るので汚れや匂いは完全になくなっていました。熱交換器交換のカビも塩素系洗浄剤を使っているようで本当に綺麗になります。技術力のあるメーカーでの作業であれば時間と費用が許せば持ち帰りの分解洗浄が間違いありません。

今回のクリーニングの内容と結果

今回の依頼先は完全な分解洗浄ではなく本体カバーを外し(お掃除機能付きは該当ユニットを外し)、養生を行った後に高圧洗浄機から洗浄液を吹き付けてのクリーニングでした。ドレンパンと送風ファンは本体に付いたままなので作業後に本体カバーを外して確認するとドレンパンと送風ファンには汚れがかなりの残っていました。従ってクリーニングが終わっても本体から送風される空気にはまだ匂いが感じられます。クリーニング業者の注意書きには往々にして匂いの完全な除去を約束するものではないという旨の記載がありますので埃やカビは洗浄である程度は落ちますが完全に落ちる訳ではありません。特に送風ファンはブラシで擦った訳ではないので殆ど綺麗になっていない印象です。クリーニング中に排出される汚水を見るとかなり真っ黒だったので送風ファンに付着していた取れやすい表面の汚れだけが流れた様です。全く効果がないとは言えませんがかなり残念な結果です。植物由来洗剤使用が売りだったようですが洗浄能力が足らなかったと思われます。アルミ製の熱交換器へのダメージは無いのでしょうが洗浄液を吹き付けるだけなので汚れは落ちきらない結果でした。

まとめ

以前にネット有名になった三菱電機の公式FAQにあるエアコンの風がにおう場合の対処法を行ってみて改善しない場合はクリーニングしか方法はなさそうです。これは冷房で熱交換器を結露させてその結露水で熱交換器とドレンパンを洗い流す方法のようですが他にも暖房30度運転でカビ対策も見られます。どちらか或いは両方行ってもクリーニング代と比べて電気代は僅かですから試してみる価値はあります。お部屋を快適に保つためのエアコンから異臭がして不快なのは本末転倒です。次回はメーカーに依頼できる機種はメーカーに、そうでない機種は今一度吟味してクリーニング業者を探してみます。

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