メモリ増設後も殆ど使っていない「ThinkPad X270」ですがそろそろ流石に当初の予定通りにデスクトップPCからこの「ThinkPad X270」に環境移行を行う必要が出てきました。デスクトップPCは先日、Windows 11にアップグレードを行っていますので同様に「ThinkPad X270」もWindows 11を導入します。特に問題無く簡単に行なえますがWindows11のシステム要件を満たしていないので自己責任となります。

Windows 11にアップグレード
インストールメディアを作成し「Windows 11 22H2」をインストールする方法で行います。「Windows 11ディスクイメージ(ISO)」をマイクロソフトのサイトからダウンロードし「appraiserrs.dll」というファイルを修正する事でアップグレードを行います。この動画が分かりやすいので参考にして下さい。

アップグレード後は
デバイスマネージャを確認しても特に問題はありませんでした。後はWindows Updateを行って最新の状態になれば完了です。私の環境では「C:\Windows\System32\LogiLDA.dll を開始中にエラーが発生しました。指定されたモジュールが見つかりません。」とエラーが発生しましたがこれはLogicool絡みの問題でデバイスドライバを削除した後、入れ直す事で解消されました。それ以外は他のWindows 11を適用したPC同様、呆気ない位普通に動いています。そう言った意味ではよく出来たOSと感じます。
駄目ならWindows 10に戻すのも
マイクロソフトのシステム要件を満たしていないパソコンにWindows 11を適用した場合、トラブルが起こる可能性は否めません。自分でトラブルの原因を調べて解決する必要があっても何とかする気があれば試しにアップグレードしても良いと思います。今は表示されたエラーメッセージをネットで検索すれば他の誰かが解決した方法に辿り着く事が出来ます。その物ズバリでは無くても解決の糸口が見つかる事も多いので多少自信が無くても思い切って試してみてもいいかもしれません。アップグレードした後に問題が発生した際にアップグレード後 10 日間のみWindows 10 に戻す事が出来るので少しは安心ですね。
まとめ
正規のライセンスであればWindows 11にアップグレード出来る仕組みはユーザーとしては歓迎出来ますがOSが変われば使えなくなるソフト(アプリ)も出てくるので悩ましいところです。私の環境では特に使えなくなったソフトはありませんが表示崩れが発生する物はありました。Windows 10の延長サポートの終了は2025年10月14日なので直前になって慌てないで済む様に早めに準備をしましょう。