製品寿命?|エアコンの故障で考える。修理と買い替えについて

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エアコンが壊れました。突然ですがリモコンを操作しても何の反応もありません。室内機側で強制運転のボタンを押したりコンセントの抜き差しでも改善しません。そんな時には点検・修理となるのですが、買い替えと修理、どちらが良いか考えて見ました。結論としては軽微な故障であれば修理が良いのでは?というお話です。

目次

故障は突然やってきます

何となく調子が悪いということもなく元気に稼働していたエアコン。富士通ゼネラル製の「ノクリア AS-Z71B2」、改めて調べて見るとこの「nocria Z」は2012年モデル、ちょうど10年経過した訳です。この間に室内機を取り外してのクリーニングも行い、調子が悪いという認識もなかったのですが本当に突然、電源が入らなくなりました。エアコンの寿命は約10年と書かれていたりしますが使用頻度に依っても異なるので一概には言えそうにありません。色々なエアコンを使っていますが今回のケースは初めてです。

症状は?

ブレーカーが落ちていないかの確認は最初に行いましたが問題なし。室内機についている「強制運転ボタン」も反応なし。そこでコンセントの抜き差しをしましたがこちらも効果なし、とお手上げです。念の為、コンセントの電圧をテスターで測りましたがこちらは問題なく200Vあります。室内機側のエラー表示も点灯・点滅がないことから室外機側の基板故障では無さそうです。ここまで切り分けをしてメーカーに点検・修理依頼を行いました。

サービスマンが修理に来てくれた

幸い、夏が終わったタイミングだった為、点検・修理依頼の2日後にはサービスマンが訪問修理に来てくれました。早速点検して貰うと室内機側の基板が故障しているとの診断。こちらを交換することで直るとの話なので修理をして貰うこととなりました。考えように依っては、後数年後にこの部分が故障した場合は部品が無い、との理由で修理不可だった可能性もありますので良かったとしましょう。何にせよ、修理出来てホッとしました。サービスマンと話をすると流石に次に故障した場合は部品の供給も怪しいとの事。「ノクリア AS-Z71B2」の冷房能力は5.6kWと教えて貰い、次も同じ性能のモデルを購入すれば良いことを教えて貰いました。富士通ゼネラルは好印象なので次に買うならこのモデルでしょうか?

まとめ

あまりにも身近になって有ることが当たり前となっているエアコン。いざ故障で使えなくなると修理にしても買い替えにしても自分では出来ないので厄介です。現在は半導体不足の件が影響し場合に依っては新し目の機種でも部品が無く、買い替えとなったケースもあると伺いました。買い替えで電気代が節約と言われますが電気代の節約よりも買い替えを控えた方が費用的にも環境的にも良い筈です。1台のエアコンを廃棄するコスト+1台のエアコンを製造するコストは結構な物です。とんでもなく古い製品で電気消費量が多い場合を除いて修理しつつ長く使う方法もまた正しい方法として定着して欲しいものです。その為には10年程度で補修部品が無くなる仕組みの再検討やパーツ単位の交換修理では無く、可能であれば基板上の部品単位での修理対応が出来る仕組みが望ましいのですが難しい問題ですね。

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