最近は自宅に固定電話がない人も増えたようです。確かにこれだけスマートフォンが普及すると固定電話は必要ないですね。
私は随分以前に固定電話の番号が必要だった時期にフレッツ光のひかり電話にしてから毎月の費用も大したことないので念の為に固定電話を維持しています。
先日、とうとう固定電話に使っていたコードレスフォンの液晶表示が壊れてしまいました。
修理するにも古い製品で部品の入手もできません。折角、1年ほど前にバッテリー交換もしたのに残念です。新たに買い替えではなく、手持ちの使わなくなったスマートフォンをひかり電話の通話端末として再利用してみました。
使用するスマートフォンの準備
特に最新のスマートフォンは必要ありません。「フレッツ光deひかり電話」（リンクはNTT西日本）で動作確認済みアプリ「AGEphone」(NTT西日本、NTT東日本の公式推奨アプリ)はAndroidの場合は5.0 以上、iPhoneならiOS 12.0以降となっています。
これなら結構前の機種まで使えますね。私はNexus 5を使うことにしました。
設定するには？
Nexus 5をセットアップしwi-fi環境に接続します。Play ストアから「AGEphone」を検索しインストールします。
AGEphoneを起動しソフトウェア利用許諾契約書の内容を確認し「同意します」をタップし表示された画面で「ひかり電話(西日本)」をタップし適当な名前を入力しokをタップします。
特に問題なければ自動取得されたドメイン、内線番号を確認しokをタップして完了です。※フレッツ光西日本の場合です。
AGEphoneを使ってみたが…。
AGEphoneを起動して電話をかけてみましたがこちらの声が小さいようです。設定からスピーカー音量・マイク音量が調整できますから変更して完了です。
通話品質には問題もなくこれなら使えそうです。AGEphoneで発信し宅急便の再配達手配をする際に気付いたのですが、AGEphoneはプッシュトーンを発信し場合、どのキーをタップしてもトーンが同じです。
設定をあれこれ探したのですが変更できませんでした。
Zoiperを試してみた
調べると他にも多くの「SIPアプリ」が見つかります。
ネット上で実績の多いZoiper（ゾイパー）を試してみました。参考にしたのはこちらです。
Zoiperにしたことでプッシュトーンも正常に送ることができました。これでプッシュトーンを使ったサービスも問題もなく使えます。
まとめ
以前にも「SIPアプリ」は何種類か試したのですが久しぶりに調べると当時と事情も随分変わったようです。
そもそも固定電話自体が個人宅では役目を終えた感がありますからこういった情報が必要な方も少なくなるのでしょう。
需要のない方には全く必要ないアプリですが頭の隅にでも置いておけば身の回りの誰かの役に立てると思います。
