地球にやさしい|少し古くなったスマートフォンのバッテリー交換について調べてみる

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自身でのバッテリー交換は色々なリスクがあることを理解して行えば良いが、よく調べないで安易に行うと思わぬ事故につながる可能性もありますので注意しましょう。

スマートフォンを使っていると大切にしていても避けられないのが「バッテリーの劣化」。
経験上、段々とバッテリーの持ちが悪くなる場合と使わない(待ち受け状態)では問題ないが何かアプリを使うと見る見るバッテリーが減る症状やバッテリー残量の表示が20%等、まだ使えそうに見えるのに電源が落ちてしまうということが起きるようになります。その場合に我々、ユーザーが出来ることは案内少ないです。

目次

壊れていないがバッテリーの持ちが悪くなった

昔のスマートフォンであれば裏蓋を開けるとリチウムイオンバッテリーが入っていて誰でも交換が出来ました。
残念ながら、今どきのスマートフォンでバッテリーがこのように簡単に交換出来るものは皆無と言っても過言ではありません。現実的にはバッテリーの寿命=スマートフォンの寿命、ともいえる状況だと思います。案外、バッテリー交換って高いんですよね。保証期間を過ぎていれば有償修理でとなりますがスマートフォンの本体価格次第では悩む人もいると思います。(私がそうです。)

バッテリー交換の費用が1万数千円と見積された場合、ローエンドスマートフォンを使っている人は結構悩む状況と思います。この辺りのスマートフォンを使うユーザーは特に処理能力が必要な使い方をしないので安価なスマートフォンでも支障が無い層です。いくら愛着があり慣れたスマートフォンでも、もう少しお金を払えば新しいスマートフォンが買える状況な訳ですからそりゃあ悩みますよね?「機械が苦手」という方は費用とは別に慣れたスマートフォンをそのまま使いたい要望もありますので尚更です。
「バッテリー交換をしてそのまま使う」か「いっその事、新しいスマートフォンに買い替え」となる訳です。

バッテリーを自分で交換することについて

バッテリーですがメーカー純正のバッテリーは単品ではまず入手出来ません。「えっ?俺はAmazonで買ったよ、純正品」という方もいるとは思いますが、殆どの場合、「純正品」と謳った偽物です。業者に依ってはあたかも何らかの事情で「純正品が市場に流れた」ような説明がある場合もありますが、ブログで見たり、友人や自分自身の経験上、純正品では無いと思います。(因みにAliexpressで「Original」と書かれているのは「純正」と言っている場合と「オリジナル品で純正では無いよ」の両方があります。結果的に偽物が殆どのAliexpressではどちらを買っても純正で無い、という意味では同じです。)

勿論、そのような「非純正」のバッテリーを購入し、自分で交換することは可能です。(私自身、何度も行っています。)
但し、以下のことは十分理解した上で行うべきと思います。正直、おすすめ出来ません。

バッテリー交換のリスク

先ず、スマートフォンは精密機器です。こういった機械に不慣れな方が分解すると相当な確率でバッテリー交換の目的を達成出来ない、或いは故障箇所が増える、ということが起きます。具体的にはバッテリー交換作業に伴い、「タッチが効かなくなった」「ボタンの反応が悪くなった」「パーツの一部が折れた・欠けた」などです。
バッテリーだけが悪かった筈なのに更に悪化させてしまうケースです。自信がない・詳しい知人がいない場合は注意が必要です。

また、バッテリーは劣化していてもそれなりに充電可能であれば蓄えられたエネルギーは相当な物です。分解中にリチウムイオンバッテリーの正極と負極との間のショートやバッテリーを曲げたり、鋭い工具で突き刺すなどを行うと発火・爆発の可能性があります。(リチウムイオンバッテリーが燃える際は反応が激しいので危険です。)「リチウムイオン 爆発」で検索すると記事や動画が見つかります。安易に行って良い作業では無いことは理解しておきましょう。

更に交換が上手く出来たとしてもバッテリーの質が粗悪なため、バッテリーの持ちが悪かったり(劣化した元々の純正品より悪いケースもままあります。)後日、発熱やバッテリーの膨張などトラブルが発生することも稀ではありません。

結局、どうしたら良いのだろうか?

手先が器用で、同じような精密機器の分解・整備の経験がある方は自己責任を十分に理解した上で、ご自身でバッテリー交換を行うことは個人的には「あり」だと思っています。大袈裟に言えば「ユーザーの修理する権利」にも繋がっています。
しかしながら危険な行為であることも事実です。キャリアやメーカーに見積を取ってみて許容出来る金額であればそちらに依頼することが賢明とは思います。但し、このような場合は端末が初期化されることもありますので、バックアップを行った上で依頼しましょう。
それ以外の方はもう少し安価に交換出来る可能性がある街中にあるスマートフォンの修理ショップが頼みの綱となります。
注意点としてはお店(業者)の技術力や対応は本当にまちまちなのでよく調べた上で依頼することが必要です。
メリットとしては良いお店に当たれば交換に時間が掛からない・中のデータも消えない、と言えると思います。更に液晶にヒビがあって交換を考えていた場合はついでに交換も出来る可能性もあります。費用もメーカー修理より割安な傾向があります。

まとめ

バッテリー交換の話からどちらかと言えば危険性の説明になってしまいましたが、リチウムイオンバッテリーは便利な反面、とても危険な物でもあります。時々、男性でも女性でもパンツの後ろポケットにスマートフォンを入れている人を見かけますが昨今のスマートフォンは薄いのでしゃがんだりした際に曲がってしまうことも無いわけではありません。その際は内蔵のバッテリーにも曲げられる力が加わっていますから危険であることは認識しましょう。
個人的には街中の修理ショップに頑張って欲しいところですがこればかりは実際に依頼し、作業を見せて貰うか口コミなどを参考に決めるしかなさそうな所が難しいところです。依頼する際は、よく調べてから!ですね。
中古の程度の良さそうな端末を購入するのも一案ですよ。

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