USB端子で充電する機器の実際の状況を確認したい、という際に必要なのが「USBテスター」と呼ばれる物です。呼び方は「USBテスター」以外に「USB電圧電流チェッカー」とか「USB電流電圧チェッカー」とも呼ばれています。持っていると手軽に測定出来て目安になるのでお勧めなのですが最近の物は何が変わったか調べてみました。
手持ちの「USBテスター」はまだ販売されていた
随分前に入手した「USBテスター」、遷り変わりが早いカテゴリーの商品なのでもう販売されていないと思っていましたがありました。しかもかなり安価になっています。どうやら主流は変化があった様で他に見つかるのはもう少し高いお値段になっています。
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現行の主流製品
Amazonで検索すると見つかるのは下記の製品の類。主流製品はどうやらこの辺りの価格帯の様子です。以前の物と比較すると表示部分がカラーとなり見易くなった印象だが、実際には恐らく表示部分が小さく見難いのは想像に難しくないと思う。評価を見ても明らかに製品不良と思われるレビューがあるが中華製は概ねこんな感じなので届いた製品に問題があるか無いかは運次第のようだ。経験上ですが意外と不良品は少ないと感じます。
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もう1点、比較的売れていて良さそうだったのはこれ。但し、形状がこの通りなのでかさ張る。
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質感や精度は？
質感はどれも高くない様です。商品写真を見ても本体外装に傷がある写真だったり、レビューやレビューで紹介された写真を見ても造りが良いとは言い難いです。私が持っている物も機能はともかく品質が高いとは言えないです。また、測定値については校正をしてあるとは思えないのですが目安程度として使うには便利な製品と思います。おもちゃ同然の価格ですから精度は期待せずに使う方が殆どだと思います。この程度の価格の物に測定精度を求める事も無いでしょうからこれはこれで需要があると思います。
使い道は結構あります
そんな「USBテスター」ですが、昔は一般の人が使えるのは「テスター」しか無かった訳で初めてテスターを学校の授業で触った時は嬉しかった記憶があります。電圧や電流、抵抗が計れるテスターも勿論役立ちますし大切とは思いますが「USBテスター」は用途は限られますがリアルタイムに変化する電圧や電流を充電器に接続するだけで簡単に確認出来ます。何に付属していたか判らなくなった充電器や充電時間に納得出来ない時に検証用に手軽に使える「USBテスター」は1つ持っていても良いのではないでしょうか？また、その様な用途であれば冒頭に紹介した500円程度の物で十分です。
まとめ
「USBテスター」を改めて触ってみると案外、楽しめる製品な気がします。価格が価格ですから精度や質感は期待出来ませんが電気に興味を持ち始めた子供に買い与えるには丁度良い製品と感じました。目に見えない電気の様子を観察出来る「USBテスター」から電気に関心を持てるのでは？という意味で良い製品と思いました。ケースが透明な製品は中に実装されている様子も確認出来るので数点の部品で作られているという点も面白みがあり良さそうです。一般的なテスターを与えると見ていないところで100Vのコンセントにテスト棒を当てて感電等、事故の危険もありますので子供には「USBテスター」から電気に親しんで貰っては如何でしょうか？勿論、大人の方でも面白いと思います。
