電源を交換したデスクトップPC(DELL Vostro 3268)。その後の報告です。すっかり改善した様子で突然の再起動も無くなりました。同時にSSDに交換した事で起動も早くなりストレスも無くなりました。第7世代 インテル Core i5 7400(Kaby Lake)ですがメモリは先に増設し取り敢えず8GB変更済ですし、まだまだWindows10で問題無く使えます。Windows11の正式サポートは第8世代Core以降ですのでWindows11へのアップグレードに対応していないのですが何とか使えないか調べてみます。
先ずは他のパソコンで試してみる?
Windows11のアップグレード条件に適合していない古いパソコンにWindows11をインストールする記事は色々なサイトで見ることが出来ます。特殊な事情が無い限り案外すんなりインストール出来ている印象なので手持ちのパソコンで試して見ました。先ずは「Panasonic Let’s note CF-SZ5」、こちらはWindows10がインストールされていますがこのまま普通にアップグレードを行うと残念ながら出来ません。回避方法は既に色々なサイトで紹介されていますがインストールは出来てもその後のWindows11の大型アップデートが適用出来ない問題があるようです。
回避方法があるらしい?
既に多くの方が非対応のパソコンにWindows11をインストールしているのでWindows11の大型アップデートを適用する方法も見つかっている様です。
内容的に当然、自己責任にはなりますがどうやら回避出来る可能性が高い様です。勿論、Microsoftが正式にサポートしている方法では無いので今後、何かしらの不具合が発生する可能性は否めませんが試したい方は一見の価値があります。これで対応出来るのであれば取り敢えず問題無さそうです。
更に古いパソコンでも可能なのか?
第4世代 インテル Core i5 4670(Haswell)もあるので、こちらから試してみました。以前にゲーミングパソコンを作成した際に用意したWindows11インストール用USBメモリがそのまま残っていたので「Windows11 21H2」をインストールし「Windows11 22H2」を適用を試してみます。勿論、新たにインストールメディアを作成し「Windows11 22H2」をインストールする方法でも構いません。今回は検証の目的で敢えて「Windows11 21H2」→「Windows11 22H2」の手順を行ってみます。
結果は?
先人達が情報を公開しているお陰で問題無く最新の「22H2」適用まで行う事が出来ました。内容的には「appraiserres.dll」を削除するか「appraiserres.dll」の中身を削除するかの違いなので作業自体は簡単に終わります。これで一先ず安心ですが必ずしもこれ以降のアップデートが出来るとは限りませんので注意しながら運用が必要です。これを面倒と思う方はMicrosoftが正式サポートしている条件を満たしたパソコンに買い替えがお勧めです。不具合が全く無くなる訳ではありませんが、要件を満たした環境であればこの様な面倒も殆どありません。パソコンのトラブル解消をある程度楽しめる場合は自己責任で楽しむ、そうでないのであれば素直に要件を満たしたパソコンで時間を節約しましょう。
まとめ
Windows11が本当に必要か?という事も含めて考えてしまいます。Windows 10のサポートは、2025年10月14日に終了とアナウンスされていますのでWindows 10のまま3年近く運用出来ることを考えると無理に更新する必要が無い様にも思えます。そう言いつつも会社のパソコンもやがてWindows11に切り替わって行くのは間違いないので職場と自宅でOSのバージョンが異なると違和感があるのでこの辺りも悩みどころです。特に急いでいない方は職場の状況に合わせて考えては如何でしょうか?
