ルーペ必須!|ZHコネクタを自作する

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LinkStation LS-V1.0TLの冷却ファン交換に際して入手したファンのコネクタが異なったので自作する事にしました。予想はしていたのですが極小とも言えるコンタクトピン(端子)の圧着は結構難易度高めでした。でも慣れれば道具があれば誰でも出来るので圧着の練習してからなら大丈夫ですよ!

目次

「ZH」コネクタを作る

「ZHコネクタ」とは「1.5mmピッチの小型コネクタ」。届いたコンタクトピンを実際に手に取って見ると一層小さく感じます。リード線の被覆はもともと太くは無いのでワイヤストリッパで簡単に剥けます。コンタクトピンをダイスにセットして圧着するのですが芯線部が相当短いので被覆を剥く際は注意が必要です。同様に被覆部も幅が狭いのでダイスに正確にセットしないと上手く圧着出来ません。芯線部は強めに圧着、被覆部は比較的弱めに圧着が必要です。被覆部を強く圧着すると被覆が破れてしまい強度が落ちますから気を付けましょう。作業が終わったらルーペ等を使って良く確認し、リード線を軽く引っ張って抜けないか確かめましょう。

圧着が終わったら

コンタクトピンの向きに注意しながらハウジングに挿し込みます。コンタクトピンには「返し」があるので挿し込む場所を間違えない様にします。最初に作ったコンタクトピンは上手く圧着出来ていましたが被覆部を圧着した際のダイスの大きさが適切では無かったのでハウジングに入らずにやり直しました。考えてみれば当たり前の事ですが小さいハウジングなので挿し込み部分に余裕がありません。注意しましょう。

手間を考えると微妙かも?

実際に試した感想は「意外に面倒かも?」というのが正直なところです。圧着自体は道具があれば簡単とは思いますが、圧着の良し悪しが判別し難い事や目の悪い方には難易度が高い点も問題です。単純にコネクタ違いを繋ぐだけであれば元々付いていたコネクタをリード線毎切断し、新しい冷却ファンのリード線と繋げば解消出来ます。見た目が気になるのであれば冷却ファンのはんだ付け部分で完成品のコネクタ+リード線とつけ替える方が良いかもしれません。

まとめ

視力が悪く意外に手こずりましたがコネクタの自作は道具次第な印象です。道具を揃える位ならリード線を繋いだ方が早くて簡単なのは間違いない様です。自己満足の為に行うにしてもコネクタにリード線が付いた物を入手し、はんだ付けし直すのが確実で綺麗に仕上がりそうです。この辺りは夫々の満足度の問題なので自分が納得出来る方法で行う、という事で良さそうですね。

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