自分で言うのも何だが神経質な方だと思う。
生活全てについてでは無く、ガジェット関連に限っての話。だからノートパソコンやスマホ・タブレット等は傷が付かないように綺麗に使いたいので使う機会が減る、という自分でも笑ってしまうことに。大体、ノートパソコンなんかは持ち出して使っていると同僚などが平気で液晶を指で触るので嫌になるんですよね。だったら触られても惜しくないガンガン使える物を買えば良いと思い、外観傷有り（余り酷いのは避けますが……）のノートパソコンを入手することにしました。
候補を決める
カバンに入れて重さが気にならない、これが最優先。本体は1kg程度。ACアダプタも軽いに越したことはありませんが、自宅と出先にACアダプタを置いて出来るだけ持ち歩かない手もある。重さやカバンのサイズを考えると液晶の大きさは12インチ程度か？と絞り込んでいく。ThinkPadが好きなのでまたThinkPadで、とも考えるが好きなPCで程度の悪い物を買うというのも気が進まない。幸い会社で支給されているLet’s noteがそれ程悪い印象では無かったのでこの際、Let’s noteも良いのでは？と考えました。
Yahoo!オークションで探す前に
Yahoo!オークションで探す前に先ずは相場の確認です。中古ノートパソコンを扱っているいくつかの業者のサイトで比較し大まかな予算を決めましょう。余程の理由が無い限りYahoo!オークションで業者から買うより高く買うことは避けたいと思います。もちろん業者がYahoo!オークションで出品していることも多いのですが業者の質はピンキリです。安全に購入したいのであればYahoo!オークション以外で販売実績のある業者から購入し、多少のリスクが許容出来る場合はYahoo!オークションを使って業者や個人から購入、くらいに考えています。今回はCF-SZ5かCF-SZ6を探すことにしました。
CF-SZ5・CF-SZ6の8GBモデル
注意すべきはCF-SZ5・CF-SZ6は共にメモリがマザーボードに実装されていて増設が出来ないタイプです。うっかり4GBモデルを購入すると増設が出来ないので諦める他ありません。他に注意することは液晶にムラが出やすい・キーボードに文字消えやテカリがある物が多いようです。本体の小キズは写真で判断するのは難しいので諦めます。そもそも綺麗な個体を現物を見ずに引き当てるのは相当難しいので割り切りましょう。会社のLet’s noteもそうですが本体の塗装はそれ程強くないのでカバンの出し入れで直ぐに傷が出来ます。この際、最初から傷があった方が諦めもつくので気にしない方向で探しました。
CF-SZ5を落札してみた
結局、CF-SZ5を2万円程で落札しました。CF-SZ6はまだ少々高い傾向があったので一世代古いモデルを買ったことになります。私の使用目的であれば影響が無さそうだったのも決め手となりました。届いた商品を見ると写真に写らない天板の小キズが多数と説明にも無かった液晶フレームのクッションゴムが1個有りませんでした。後から写真を見ると確かにゴムが無いとわかりますが現物を見るまでは気付きませんでした。この辺りはそういう出品者だったということで割り切りましょう。起動してみると液晶にホワイトスポットがいくつかありました。白い画面では目立ちますが通常はそれ程目立ちません。これも液晶でよくある経年劣化の一つなので諦めます。気になる人は実機確認出来る店舗で購入するしか回避は難しいと思います。
初期化してみた
起動して分かったことですがリカバリ領域がありません。これでは工場出荷時に初期化は出来ません。見た感じ、Windows10のクリーンインストールの状態のようです。幸いCF-SZ5以降はツールをダウンロード・インストールすればリカバリメディアの作成が可能です。
ダウンロード Windows 10 インストール用 リカバリーディスク作成ユーティリティ（ダウンロード対応版）
リカバリメディアは16GB以上のUSBメモリかDVD-R DL(2層)を2枚、のどちらかです。
私は手元にあった不要なUSBメモリで作成しました。画面の指示に従うだけで簡単に作成出来ます。
リカバリディスクを購入する必要が無いのは時間的にも金銭的にも助かります。
リカバリ後はWindowsのアップデートを実行し最新の状態にしておきましょう。
まとめ
2万円で購入した今回のノートパソコン。使った感じは全く問題ありません。スマホより安いくらいですから気を使わずに使い倒したいと思います。正直、ThinkPadの方が良いのですが落としても大丈夫（気持ち的に）なパソコンが入手出来たので良かったと思います。
ThinkPad(Lenovo)もLet’s noteも法人向けのリースアップ品が多く出る機種なので気長に眺めながら選ぶのも良いと思います。
