激安マザー|中華製マザーボードでXeon環境を手に入れる

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個人的にXeon(ジーオン)を使って新しいPCを組むつもりだったのですがパーツがなかなか購入出来ずに作ることが出来ませんでした。Amazonはもちろん、ヤフオクやメルカリでもパーツを物色していたのですが納得出来る価格で見つからないので半ば諦めていました。以前から知ってはいたのですが何となく信頼性に不安があった中華製のマザーボードで組み上げる事を真面目に考え出しました。これならちょっと良いかも?と思える物を見つけたので記事にします。興味を持った方は参考にして下さい。

目次

Xeonの魅力

Xeon(ジーオン)の最大の魅力は「コア数」です。コア数が多い事は必ずしも必要ではありませんがビデオエンコーダーなどのCPU性能を求められる場合は処理時間の短縮が見込めます。またゲーム用として考えてもそれほど悪い選択ではありません。最近のゲームタイトルはマルチコア対応が多いのでコア数の多いXeonにとっては有利です。シングルスレッド性能・クロック数ではやや見劣りをしますがまだ当面は問題無く使える性能と言えます。

Xeonを使いたいが問題点は?

Xeonを安価に使いたいとなれば当然、新品のCPUを買うことはありません。一部の間でXeonを使った自作PCが流行った理由の一つとして大量の中古CPUが流通したことが上げられます。元々、サーバーやワークステーション用向けCPUのXeonがこれらの製品の償却期間が過ぎた事で比較的安価に市場に供給されました。サーバーやワークステーションとしてそのまま販売されなかった物は解体されCPUだけで販売される事になったので少し古い世代のXeonであれば本当に安価に入手出来ます。問題は寧ろXeonを使える安価なマザーボードがそれほど無いという点です。私もここで躓いてしまいました。

候補になったマザーボードは?

元々、中古で販売されているXeonの価格から候補になったCPUは「E5-2650 v4」「E5-2660V4」辺りだったのですが、これを使えるマザーボードとなると例えばASRockの「X99 Taichi」や「X99M Extreme4」、MSIの「X99A SLI PLUS」等が挙げられますが程度の割に高値です。販売価格が高かった事を考慮しても高いと言わざる得ません。しかも結構な期間、稼働していた訳ですから中古のこれらのマザーボードを購入するのはやや厳しい状況です。ヤフオクやメルカリで時々見かけるMSIの「X99-S01」ですがこちらはやや安価ですがOEMマザーです。BIOSが提供されていないので購入する方は気をつけて下さい。自己責任ですが「X99S SLI PLUS」のBIOSに更新する事で使えるようです。

諦めて中華マザーボードを検討する

中華マザーボードは以前から気になっていましたが最悪、燃えなければ良いと割り切って購入を考える事にしました。YouTubeで中華マザーボードを調べると海外では結構な方が動画を公開していて然程、品質に問題は無い物もある様です。当然、日本国内でメジャーなメーカーでは無いので何が合っても自分で調べて解決する事が基本となります。海外では上手く探せばフォーラムもありそうですが見つかったとしてもやり取りは英語となります。今は翻訳サイトも精度が相当良くなったのでこちらを使えば何とでもなります。国内では「E5-2650 v4」のソケット形状である「LGA2011-3」は何故か高級志向でチップセットは「X99」が殆どです。中華マザーボードは正直、よくわからない状況で調べたマザーボードの殆どが「メインチップセット: q87/z87/h87/otherランダム出荷」と製造時期で実装されるチップセットが異なる様です。これは意外ですがそういう物と割り切るしか仕方ありません。

AlịExpressで探した結果

AliExpressで探すと「マザーボード+CPU」や「マザーボード+CPU+メモリ」などセットでの販売があります。海外のYouTubeで比較的好感を持ってレビューされていた「Huananzhi」の製品の中でも廉価版ではありますが試しに購入するには十分です。AliExpressは販売者を良く確認して注文しないとトラブルに巻き込まれる事もありますが評価を参考に販売者を絞り込みましょう。余りにも相場から安い場合は特に注意が必要です。こちらの商品の場合、説明を見るとメモリとCPUは中古品である事が分かります。特に問題は無さそうです。起動ディスクとして「M.2 NVMe」が対応していますがHPを確認すると「2 * M.2 2280 NVME PCIE X4 3.0 32Gb/s」とありますのでSATA SSDでは無くNVMe SSDを用意する必要があります。もちろん、SATA接続のSSDやHDDでも問題ありません。以前にThinkPad X270のM.2242スロットに追加したKingSpecが安いのでこの辺りを購入しても良いかもしれません。大して価格は違わないのでAmazonで同じクラスの物を買うのも良いと思います。

まとめ

長くなったのでこの続きは次の記事にします。概ね中心となるパーツの目処はこんな感じであれば後は適当なCPUクーラーとケース・電源でしょうか?こちらも実際に使った事のある物を使うかこの際、何か違う物を探してみるかは悩む所です。PCのパーツ選びは面倒だったりしますが意外と決めるまでが楽しいのかもしれませんね。

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