部品探しから始める|LinkStationのファン交換

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File:Arctic cooling fan Pro TC 20060621.jpg
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BUFFALO製LinkStation LS-V1.0TL、部屋が静かだと音が気になります。気にしない様にしていたのですが、近頃はとうとう我慢出来るレベルではなくなって来ました。以前からファン交換が出来ることは知っていましたが交換用のファンは今となっては案の定、販売終了となっています。ファンの型番を調べてファンのみ交換で凌げるか調べて見ました。ファン交換で延命出来そうです。

目次

ファンの型番を確認する

ネジを外して冷却ファンを外します。外れたファンはプラスチック製の部品に4本のプッシュリベットで固定されています。このピンは挿し込む方向の逆側からピンの中心を押してあげると挿し込む側に少し浮き上がります。浮き上がったピンを引き上げると抜き取り可能な状態になりますので引っ張るだけで簡単に抜けます。

ピンの構造はこちらの画像で確認出来ますね。

ファンを外してみると型番はNidecの「U40X12MLZ7-53」。40x40x10mm、3Pinコネクタのモデルです。このサイズの2Pinコネクタは割りと良く見つかりますが3Pinコネクタはやや少ない様です。コネクタを付け替える前提なら何とでもなりそうです。Nidecのカタログに記載がありますので参考までに。

コネクタも同じかもしれないファン

「U40X12MLZ7-53」を色々探していると使えそうなファンが幾つか見つかりました。その中で写真が不鮮明なのでハッキリとはわかりませんが元々付いていたファンと同じコネクタらしき物がありました。純正のコネクタはチップセットの冷却ファン等で見られるかなり小型の物です。もし同じであれば無加工で付ける事が出来ますが違った場合でもコネクタ加工で問題無さそうなので何とか「ファンが壊れたので使えなくなった。」という事態は避けられそうです。

因みにAliExpressにもありました

AliExpressにもありました。使用している画像が同じなのでAmazonで注文してもどうやら中国から届く様です。Amazonのお届け予定が結構先なのはそういう事なのでしょう。早速、注文しました。

古いファンを分解してみた

構造が気になってダメ元で古いファンを分解してみました。よくあるラベルを剥がすとキャップがあるタイプでは無いのでファンを引き抜いて見ましたが残念ながらファンに付いていた軸が折れてしまいコイル側のベアリング部分に残ってしまいました。新しいファンを入手しても定期的なグリスアップは諦めて消耗品として定期的に交換しか方法は無いようです。

まとめ

予想以上に壊れなかった為にファンの交換が必要になった訳ですが、肝心のファンが販売終了では気軽に交換出来ません。将来の交換を見越して購入して準備、というのは職場等での保守の際は行いますが家庭で使っている物でなかなかそこまで計画して保守は難しいと思います。工夫してあまりコストを掛けずに乗り切りたいですね!

File:Arctic cooling fan Pro TC 20060621.jpg

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